筋トレをする人にとって欠かせないプロテイン。その中でも、吸収が早く、多くのスポーツ選手が愛用している「ホエイプロテイン」を選ぶ人が多いです。しかし、ホエイプロテインには大きく分けて3種類(WPC、WPI、WPH)があることをご存知でしょうか?この記事では、それぞれのホエイプロテインの特徴と違いを詳しく解説します。適切なプロテイン選びに役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
コンテンツメニュー
- なぜタンパク質(プロテイン)が大切なのか?
- ホエイプロテインは製法によってWPC・WPI・WPHの3種類にわかれる
-WPCプロテインとは?
-WPIプロテインとは?
-WPHプロテインとは? - コスパ重視で間食、トレーニング前ならWPCのホエイプロテイン
- トレーニング後や寝起きなど、吸収速度を重視する際にはWPIのホエイプロテイン
- コスパよりも吸収しやすさを重視するならWPHのホエイプロテイン
- 大切なのはプロテインのバランスと飲むタイミング
- タンパク質が不足する朝にまず摂ろう
- 運動後は30分以内に摂ろう
- バランスの良いプロテインを摂ろう
- 1食で25g以上のタンパク質を摂取できるプロテインを紹介
- まとめ
なぜタンパク質(プロテイン)が大切なのか?
筋トレをする人がこまめにプロテインを摂るべき理由をご存知でしょうか?タンパク質は、人の臓器、筋肉、骨、皮膚、髪の毛などを構成する重要な栄養素です。筋トレを行うと、エネルギー消費が激しくなり、体がエネルギー不足に陥ります。その結果、体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。
このため、筋トレなどのエネルギー消費が激しい運動の後には、プロテイン(タンパク質)を摂取することが重要です。プロテインを摂ることで、筋肉の分解を防ぎ、修復と成長を促進します。素早く体に吸収されることで、筋肉になるまでの時間も短縮されます。ここで、WPC、WPI、WPHの3種類のプロテインの特徴が重要となります。それぞれのプロテインの特性を理解し、自分のニーズに合ったものを選ぶことで、効果的に筋肉の成長をサポートすることができます。
ホエイプロテインは製法によってWPC・WPI・WPHの3種類にわかれる
ホエイプロテインは製法によって大きく3種類に分類されます:WPC、WPI、WPH。これらの違いを一言で言えば、吸収速度が速くなるにつれて、価格も高くなる傾向にあります。しかし、単に吸収が早いタイプを多く摂取すれば良いというわけではありません。ここでは、それぞれのプロテインの特徴と違いについて詳しく解説します。
WPCプロテインとは?
WPCプロテイン(ホエイプロテインコンセントレート)は、「濃縮乳清タンパク質」とも呼ばれます。このプロテインは、ホエイ(乳清)を濃縮膜処理法という方法でろ過し、できあがった液体を濃縮することで作られます。市販されているホエイプロテインの中で最も一般的なのがWPCプロテインです。
●タンパク質含有量
約70%
●吸収スピードと価格
WPCプロテインはコストパフォーマンスに優れています。乳清に含まれるビタミンやミネラルが多く残っているため、栄養価が高いです。ただし、3種類の中では吸収スピードと吸収効率が劣ります。
WPIプロテインとは?
WPIプロテイン(ホエイプロテインアイソレート)は、「分離乳清タンパク質」とも呼ばれます。これは、WPCプロテインをさらに細かい膜を通して精製したもので、乳糖や乳脂などの余分な成分を除去した、精製度の高いプロテインです。
●タンパク質含有量
85~90%
●吸収スピードと価格
WPIプロテインは精製度が高く、タンパク質の吸収を妨げる脂質が少ないため、吸収スピードが速いのが特徴です。ただし、製造工程が増えるため、WPCプロテインよりも価格が高くなります。
WPHプロテインとは?
WPHプロテイン(ホエイプロテインハイドロリセート)は、「加水分解乳清タンパク質」と呼ばれ、WPIプロテインのタンパク質の一部を、さらに吸収しやすくするためにペプチドやアミノ酸にまで分解したものです。
●タンパク質含有量
約95%
●吸収スピードと価格
WPHプロテインは、分解された状態で摂取するため、最も速い吸収スピードを誇ります。ただし、その分価格も最も高価になります。
コスパ重視で間食、トレーニング前ならWPCのホエイプロテイン
WPCプロテインは、一般的なプロテイン製品の多くがこのタイプです。約70%のタンパク質含有量を持ち、十分な量のタンパク質を摂取することができます。また、価格が比較的安価であるため、コストパフォーマンスに優れています。さらに、ホエイに含まれるミネラルやビタミンを同時に摂取できるというメリットもあります。
WPCプロテインは、間食やトレーニング前のタンパク質補給に最適です。日々の食事で不足しがちなタンパク質を手軽に補うことができるため、筋トレをしている方だけでなく、健康を意識している方にもおすすめです。
トレーニング後や寝起きなど、吸収速度を重視する際にはWPIのホエイプロテイン
WPIプロテインは、WPCプロテインよりも吸収スピードが速いため、トレーニング後や朝起きたときのタンパク質が不足しがちなタイミングでの摂取に最適です。また、WPIプロテインは乳糖をほとんど含んでいないため、乳糖不耐症の方やお腹が弱い方でも安心して飲むことができます。吸収の速さと高い純度から、素早く体にタンパク質を補給し、筋肉の修復と成長を促進するのに効果的です。
コスパよりも吸収しやすさを重視するならWPHのホエイプロテイン
WPHプロテインは、製造工程が最も複雑で手間がかかっているため、高価ですが、その分吸収スピードと吸収効率が最も優れています。ペプチドやアミノ酸にまで分解されているため、体内への吸収が非常に速く、筋肉の修復と成長を迅速にサポートします。コストパフォーマンスよりも吸収の速さを重視する方には、WPHのホエイプロテインが最適です。トレーニング後や寝起きのタイミングで特に効果を発揮します。
大切なのはプロテインのバランスと飲むタイミング
単純に吸収スピードや効率だけを重視するなら、WPHプロテインを選ぶのが一番ですが、プロテイン選びで重要なのは吸収だけではありません。例えば、体がすでに十分なタンパク質を持っている状態で、いくら吸収効率の良いプロテインを摂っても、結局は排出されてしまいます。また、一度に大量のプロテインを摂取しても、体はそれを貯蔵することができません。
そこで、吸収効率の異なる複数の種類のプロテインを適切なタイミングで摂取することが重要になります。これにより、体は効率的にタンパク質を吸収し、無駄なく利用することができます。
このことから、プロテインのバランスと飲むタイミングが非常に重要であることを覚えておいてください。適切なプロテイン選びと摂取タイミングを守ることで、トレーニングの成果を最大限に引き出すことができます。
タンパク質が不足する朝にまず摂ろう
夜寝ている間の絶食期間は、1日の中でもっとも長くなります。この間、体内のタンパク質が不足し始め、筋肉の分解が進んでしまうことがあります。そこで、朝にタンパク質を摂取することで、筋肉の分解モードから筋肉の合成モードに切り替えることが重要です。
例えば、朝食にトーストと卵料理や、納豆ご飯と味噌汁などを食べても、得られるタンパク質はせいぜい10g程度です。しかし、本来1回の食事で摂取したいタンパク質量は20gとされています。したがって、朝食だけでは必要なタンパク質を十分に補えません。
この不足分を補うために、プロテインを活用することが有効です。朝にプロテインを摂取することで、体内のタンパク質レベルを迅速に回復させ、筋肉の修復と成長をサポートします。これにより、1日のスタートから効果的にタンパク質を摂取し、健康的な体作りを促進することができます。
さらに、朝食を摂らずに昼食まで何も摂らないと、昼食時に血糖値が急上昇するリスクが高まります。朝ごはんを普段食べない人でも、プロテインだけでも摂っておくことで、昼食時の血糖値の急上昇を抑える効果があります。これにより、体内の血糖値を安定させ、一日のエネルギーレベルを維持しやすくなります。朝のプロテイン摂取は、全体的な健康管理においても非常に有効です。
運動後は30分以内に摂るのは都市伝説?
筋トレや運動後は、寝起きと同じようにタンパク質の飢餓状態になります。この状態でプロテインを摂取することで、体はより効率的にタンパク質を吸収しようとします。特に、運動後45分以内は筋肉にタンパク質から分解されたアミノ酸を輸送する量が3倍に増えるため、この「ゴールデンタイム」を狙って運動後30分以内にプロテインを摂取することが推奨されています。
多くの研究が、運動後にプロテインを摂取することで筋肉の修復と成長が促進されることを示しています。例えば、Schoenfeldらの研究では、運動後にプロテインを摂取することが筋肉タンパク質合成率を高め、筋力と筋肉量の増加を促進することが確認されています (BioMed Central) (MDPI)。また、ReidyとRasmussenの研究も、運動後のプロテイン摂取が筋肉の修復とリモデリングに重要であることを強調しています (Frontiers)。
しかし、これに関しては諸説あり、総合的なプロテイン摂取量や運動前のプロテイン摂取も同様に重要であるとする研究もあります (BioMed Central)。例えば、Schoenfeldらのメタアナリシスでは、プロテインのタイミングよりも総摂取量が筋肉の成長において重要であることが示唆されています。
したがって、運動後30分以内にプロテインを摂取することは有効な戦略ですが、全体的なプロテイン摂取量や食事全体のバランスも考慮することが大切です。
バランスの良いプロテインを摂ろう
一度に体が吸収できるタンパク質の量は限られています。つまり、一度に大量のプロテインを摂取しても、体が吸収しきれずに排出されてしまう可能性が高いということです。そのため、吸収スピードの異なるプロテインをバランスよく摂ることが重要です。これにより、一度のプロテイン摂取でも無駄なく効率的に体に取り込むことができます。
例えば、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)は、吸収が比較的遅いため、持続的なタンパク質供給が期待できます。一方、ホエイプロテインアイソレート(WPI)は、吸収が速いため、即効性があります。このように、異なる吸収速度のプロテインを組み合わせることで、体に効果的にタンパク質を供給することができます (BioMed Central) (MDPI) (Frontiers)。
しかし、吸収スピードの異なるプロテインを複数種類飲み続けるのは簡単ではありません。そこで、WPIとWPCプロテインをバランスの良い比率で配合し、しかも美味しくタンパク質が摂取できる「マイルーティーンパーソナルプロテイン」をご紹介します。このプロテインは、吸収の速いWPIと、持続的な効果が期待できるWPCを組み合わせているため、効率的にタンパク質を摂取することができます。また、味にもこだわり、美味しく続けられることを重視しています。
このように、バランスの良いプロテインを選ぶことで、効率的に体をサポートし、健康的な体作りを進めることができます。
ただ、吸収スピードの異なるプロテインを複数種類飲み続けるのは簡単ではありません。そこで最後に、高配合タンパク質で美味しくタンパク質が摂取できるマイルーティーンパーソナルプロテインをご紹介します。
マイルーティーンMAXをご紹介
「マイルーティーンMAX」は、健康的な体作りをサポートするために設計された高品質なプロテイン製品です。このプロテインは以下の特徴を持っています:
高品質なタンパク質
マイルーティーンMAXは、1食あたりのタンパク質配合量が25.2~26.8gとMAX設計されています。これにより、普段の食事では補えないタンパク質を効率的に摂取することができます。フレーバーによってタンパク質量は異なります。
健康をサポートする注目成分「HMB」を配合
数々の論文でその効果が認められているHMBを1食あたり35mg配合。筋トレ後も効率的に摂取ができるように設計されています。
11種類のビタミンを配合
ビタミンCやビタミンB群など11種類のビタミンを配合。さらに、ホエイプロテインにはEAA(9種類の必須アミノ酸)が含まれており、運動パフォーマンスをサポートします。
国内製造による品質管理
マイルーティーンのプロテインは全て、独自の製造基準を満たす国内工場で製造されています。安心しておいしく召し上がっていただけるよう、徹底した品質管理も行っています。
世界が認めたおいしさ
「優秀味覚賞」を受賞した実績があります。パワーチョコレート風味は2024年に二つ星を、ストロングバナナ風味は2024年に一つ星を、パンプマスカット風味は2023年に一つ星を受賞しています。
サイズ展開
マイルーティーンMAXは、700g、1050g、3kgの3つのサイズ展開があります。用途や消費量に応じて最適なサイズを選ぶことができます。
3kgサイズ
1050gサイズ
700gサイズ
シリーズ詳細やご購入は、こちらからご覧いただけます。プロテイン摂取を始めたい方も、既にプロテインを取り入れている方も、「マイルーティーンMAX」でより効率的な栄養補給を実践しましょう。
まとめ
このコンテンツでは、プロテインの重要性とホエイプロテインの種類、そして適切な摂取タイミングについて詳しく解説しました。筋トレや運動をする人にとって、タンパク質は筋肉の修復と成長に欠かせない栄養素です。ホエイプロテインは製法によってWPC、WPI、WPHの3種類に分かれ、それぞれに異なる特徴と利点があります。
日々のタンパク質補給には、コスパに優れたWPCプロテイン、トレーニング後や寝起きには吸収速度の速いWPIプロテイン、そして吸収効率を最優先するならWPHプロテインが最適です。特に、朝や運動後のゴールデンタイムにプロテインを摂取することで、効率的に体をサポートすることができます。
最終的に、プロテインのバランスと飲むタイミングを重視し、自分のライフスタイルに合わせたプロテインを選ぶことが、健康的な体作りの鍵となります。詳細や購入については、こちらをご覧ください。
これからも「マイルーティーンMAX」で、効果的なプロテイン摂取を実践し、健康的なライフスタイルをサポートしていきましょう。