タンパク質・炭水化物・脂質、この3つは三大栄養素と呼ばれています。エネルギー源になったり、カラダを作る材料になる大切な栄養素です。
このうちのタンパク質は筋肉・内臓・髪・爪などを構成する成分です。タンパク質は体内ではアミノ酸となり、これが細胞の基本成分になっています。
そのアミノ酸は大きく分けて2種類あり、
【1】体内で合成できる11種類のアミノ酸=非必須アミノ酸
【2】体内で合成出来ない9種類のアミノ酸=必須アミノ酸
【2】の必須アミノ酸は、体内では作ることが出来ないので、食事で摂取しなければなりません。
また、その食品中に必須アミノ酸が1つでも不足していると、タンパク質としての栄養価値が下がってしまいます。
アミノ酸の桶の絵が多用されるので見たことがあると思いますが、これで表されるのが食品中のタンパク質の数値を評価するための指標である「アミノ酸スコア」です。
アミノ酸スコアとは、食品中の必須アミノ酸の配合バランスを点数化したもの。この点数が100に近いほど「良質なタンパク質」となるので積極的にとりましょう。
しかし卵、鶏肉、鮭、牛乳などのアミノ酸スコアは100ですが、お米などでは65点となります。意外にアミノ酸スコア100を満たしている食材は少ないとも言えます。
そのため、このバランスをとるために必要な食材を追加することが有効ですが、アミノ酸スコア100のプロテインをうまく活用することでこのタルを100にすることが簡易的に可能になるのです。